「親が突然、認知症に!?壮絶介護が必要になった時の6つのポイント」

こんにちは!東京都墨田区で鍼灸院Harista31の院長を務める齋藤です。

突然ですが、皆さんはお自分の親が「認知症」になってしまった後の人生を想像したことはありますか?


タイトルにもある、介護が必要になった時の6つのポイントにそってブログではお話して行きます。


①ケアマネージャーさんに相談する

②地域包括支援センターに相談する

③ケアマネージャーさんとケアプランを組む

④要介護・要支援認定の申請をする

⑤介護を受ける側の気持ちもくみ取る

⑥インターネットも活用する


特に今回のブログでは①、②について触れていきます。

普段、私の施術を受けてくれているお客様に、実際に起こったお話を交えて介護にお悩みを抱えた経験に触れていきます。




【お客様Aさんのストーリー】

ある日、Aさんの元に1本の電話が鳴りました。その日の3時頃でした。


ここからAさんの人生は変化していきました。
以下よりAさんのお話です。

Aさんの叔父様からの電話でした。

「お母様が自宅で転倒し動けなくなっている」と。

午後の仕事を早々に切り上げ、運ばれた病院へとAさんは駆け付けました。

お医者様に尋ねると、なんとお母様は自宅で転倒した際に右足の大腿骨を骨折してしまっていたそうです。


はじめはこの骨折の治癒を目指し入院していたので骨折さえ治れば問題無いだろうと思ってたそうです。ところがこれだけでは終わらなかったのです。



退院の近づいたある日の会話です。


時々Aさんはお母様との会話に噛み合わない「ズレ」を感じていたようですがこの日はそれを決定付けてしまいました。



Aさん:「そろそろ退院だね!だんだん歩けて来ているみたいだし良かったね~」

と私が話しかけると・・・

母:「私なんで入院しているのよ!どこも悪くないのに!」

とAさんのお母様から思っても見ない一言が。

それもちょっと怒り気味に。



Aさんは一瞬「は?」と思い、訳が分からずだったようですが、その日は母を検査のためと説き伏せて病院を後にしたのです。


後日お医者様に確認したところ、大腿骨の骨折を患う方の中には認知症の方も多くいらっしゃるようで認知症自体が少しづつ進んできていたのではとの事でした。


どうやら入院前後でお母様は認知症を患ってしまっていたようです。

つまりは介護が必要となってしまったのです。

その後お医者様と今後の生活の事を相談する機会があり、こんな提案を受けたのです。


お医者様:「・・・Aさん、お仕事を辞めてお母様の介護をしなさい」


まさに青天の霹靂。仕事を辞めて介護をするということは収入がない中で生活をしなければならないということです。そんなことは可能なんでしょうか?

Aさんは頭が真っ白になりました。

職場の◯◯会社では店舗のエリア統括マネージャーを務めており、担当エリアの15店舗を統括している役職でもあるために簡単に辞められるものではないと考えていました。今まで長年勤めあげて来ただけに仕事がなくなる未来が想像出来ません。

その時は谷底に突き落とされたような気分だったようですが、病院からのススメでケアマネージャーの方に相談することになりました。


ケアマネージャーさんに相談させていただいた事で、お母様を東京の介護施設に入所させていただける事になりました。認知症になり昼間に一人になるお母様を思うと徘徊や、再びの転倒が不安なため、ベストな選択なのかなと決断出来たそうです。


ケアマネージャーさんに教わったことですが、介護が必要となる状態になったら

まずは地域包括支援センターや市区町村にどうしたら良いのかを相談するのが良いそうです。

何か困った際は一人で悩まず、地域包括支援センターに電話をして尋ねる事。とアドバイスをいただいたようでかなり安心出来たそうです。


また、地域包括センターの電話番号は市役所の介護保険課等に聞くと教えてくれます。


Aさんの場合は仕事も忙しく、休みもなかなか取れない中でしたので相談して本当に良かったと語っていました。


Aさんのお母様が介護施設に入所する前は病院からの、仕事を辞めなさいと言われていた事がプレッシャーとなり、また認知症と骨折の看病と、すべての板挟みで精神的にもつらい日々を過ごしていました。


だからこそ一人で抱えずに相談していく事が自身の身にも本当に大切なんだなと感じていたようです。


被介護者へのサービスや施設が充実していくことはもちろんいいことですが

それに携わる家族が何もなしに環境を作ることは困難だからです。


わからないこと、悩みなども気兼ねなくケアマネージャーさんや地域包括支援センターに相談出来ると良いですね。是非、皆様の人生にも介護する事が訪れた際は参考にして頂きたく思います!


ケアマネジャーさんに相談する具体的な内容やケースのお話も今後のブログに載せて行きます。



まとめ


今回私のクライエント様の体験をもとに①ケアマネジャーさんに相談する②地域包括支援センターに相談するまでの流れのお話を掲載いたしました。

家族に介護が必要になってそれまでの生活が一変してしまったり、昨今の聞こえてくる介護問題はネガティブな話題が多いのも事実です。


だからこそ、相談することが大切です。一人で悩まない。同じように悩んでいる方や、解決できた方、情報を掴んでサービスを利用出来ることで今よりも家族を大切にしていける一つのキッカケにもなります。


6つのポイントを押さえて、よりアナタの生活が明るいものとなることを願っています。


ここまで読んで頂きありがとうございます。

次回のブログもよろしくお願い致します。



参考サイト

・シニアのあんしん相談室

https://hochouki.senior-anshin.com/


・認知症ねっと

https://info.ninchisho.net/


・公益社団法人認知症の人と家族の会

http://www.alzheimer.or.jp/





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